なんていうか

言葉が見つかりません。
なんて言ったらいいんだろう。
私なんか、ですかね。私なんかだめだから、なんでしょうか。


なんて暗い雰囲気はやめておきましょうか!


というわけで、フラれてきました。


部活が終わり、ぼーっとしていて「あ、言おうかな」と思ったので、
なんとなくそうする事になりました。
でもいざとなるとドキドキして、頭が真っ白。


とりあえず協力をしてくれている男子に呼び出して貰う事になりました。
でもなかなか出てきてくれないので、
私はもう落ち込む。落ち込む。やっぱ、だめかあ、と思う。
その後、ちゃんと話を聞いてくれる事になりました。


それで本当に頭が真っ白。告白ってこういうのなんですね。とかなんとか
思う事もできないくらいでした。
何かを伝えなきゃ、何かを。と思い口から出たのが


「私あんたの事好き・・・なんよ」


それしか出なかった。ばかだろうか。ばかだ。
少し良い雰囲気になる言葉は出なかったのか。出なかった。
本当にそれしか出なくて自分のあほさに今更悩んだ。


返事は
「俺はお前をそういう、特別な感情で見てないから・・・」
でした。その後もまた
「卒業式終わってからのほうが良かったな」
と言っていました。どういう意味かは、今でもわかりません。


それで私が「うん、わかった」と言うと、彼は
「ごめんな」と言って私の前からいなくなろうと歩き始めました。


私が「ええよ」と言うと、また「ごめんな」と言われました。
また私が「別にええんよ」と言うと
今度は無言で靴を履いて、待っていた友達二人の所に行って、
二人に挟まれて歩いていきました。


私は一度部室に入り、体育座りをして顔を下に向けてみましたが、
友達に言わなきゃ、と思い部室を出て外に出ました。


初めのほうは、ははは、と笑いながら隠れていた友達に近づきましたが、
いきなり悲しくなって、友達の腕にすがりながら泣きました。
でも笑いながら泣きました。
隠れていた一年生男子(部活の後輩)も出てきて、走って帰って行きました。




笑うしかなかった、です。
今はもう、あほらしくて、泣けません。目は熱いけど。
その後は部室に行ってみんなと喋りながら泣いてました。
ある子は私から貰い泣きをしていました。
慰めてくれました。励ましてくれました。
大丈夫だよって言ってくれました。


もう、何もないので、好きな所とか、好きなしぐさとか、
何で好きなのかとか、話しました。
でもまだ好きだという事も話しました。みんなはただ静かに聞いていました。
思うだけ思い続けておきたい、という事も話しました。
告白する時に向き合った時、改めてカッコイイなぁと思った事も言いました。


話せば話すほど悲しくて悔しくて泣きました。
涙はぼろぼろとは出なくて、途切れ途切れに流れました。
こんな自分って本当に、好きだったんだろうか。と思いました。


でも、本当に好きらしいです。ずっと頭が痛くて目が熱いです。
今でもまだ好きです。忘れなければならないのに好きです。


誰かにもっと慰めて欲しいけど
誰かに本当は愛して欲しい
と思いました


私が彼を愛した分だけ私に戻ってきたらいいのに、なあ